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どうして下流な生活を送る人ほどデブなのか?

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160203-10

近代社会のおいて肥満は先進国では大きな悩みの種となっているようです。肥満になりたくてなっている人はいないと思います。何を隠そう私も小学生のころはいわゆる『貫デブ』でした。汗

現在では体脂肪率も15~17%台を維持していて、そんな幼少期からの大チェンジを知った周囲の人からアドバイスを請われることもしばしばあります。

そんな中、太っていたころと痩せてから大きく変わったのが意識や行動です。昨今、アメリカでは低所得層ほど肥満が多いといわれますが、日本でも体形を見れば階層がわかる『体格格差社会』になりつつあります。

デブと下流の危険な相関関係を『下流社会』の著者:三浦展氏が警告しています。

上流と下流では、下流に属する人ほど太っている。身もフタもないことを言うようだが、まぎれもない事実である。

私は2年前、20歳から44歳の男性に、生活水準とBMI(体格指数)の関係について調査を行った(※)。

BMIとは、体重(キロ)÷身長(メートル)の二乗で求められる肥満度の指標で、25以上は太りすぎである。そしてその調査結果によると、生活水準が「上」であると答えた人のうちBMI25以上の人の割合は14.7%だったのに対し、生活水準が「下」の人では、27.2%がBMI25以上だったのである。

貧乏人はガリガリで、金持ちは太っているという図式は、もはや完全に過去のものとなった。いまや上流ほどスマートで、下流はデブというパターンが定着しつつある。アメリカでは以前から、「低所得層ほど肥満が多い」のは常識だった。そしてついに日本も、体形を見れば階層がわかるという「体格格差社会」に突入しつつあるのである。ではなぜ、下流に肥満が多いのか。原因のひとつには、やはり「意欲」の問題があるだろう。

私がつねづね指摘しているように、下流は人生全般に対する意欲が薄い。働いたり、勉強したり、結婚したりするエネルギーに乏しい。簡単に言えば、「下流は面倒くさがり」なのだ。だからこまめに体を動かしたり、自分で買い物をして、素材から料理したりすることを嫌う。したがって、ハイカロリーなわりに栄養価の低いファストフードや、コンビニ食ばかり食べる。面倒くささが高じると、食卓で箸を使うことすら億劫になり、パソコンや携帯を操作しながら片手でパンやおにぎりをかじる。しかしこれはまだいいほうで、お菓子の類を食事代わりにすることも珍しくない。当然、こんなものでは満腹感が得られない。そこで必然的に間食が増える。そしてますます太っていくという悪循環なのだ。

しかし太ったところで、彼らに「なんとかしなきゃ」という危機感は薄い。つまりダイエットをするのも面倒くさい。それでますます太るというわけだ。

ある看護師さんの話によると、「下流の患者ほど病気になっても治そうとしない」という。健康は、よりよい人生を送るための基本である。ところがその意識が低いということは、極端に言えば、「別にいつ死んだってかまわない」という投げやりな気持ちが潜んでいるとも考えられる。もしそうだとしたら、彼らにとって、標準体重をオーバーするくらいのことは、たいした問題ではないのだろう。

下流の人たちは準備や段取りが苦手

先日私は、ワーキングプアの若者代表として人気の作家、雨宮処凜と話す機会があり、そのとき何気なくこう言った。

「雨宮さんのまわりにいるようなお金がない人たちは、ハンバーガーとかカップラーメンばかり食べてないで、ジャガイモとかキャベツを茹でて食べればいいんじゃないの?」

すると、「ああいう人たちは、ガスの火をつけたことがないんです」と言う。これには絶句した。つまり親が基本的な生活能力を教えていないのだ。子どもの教育に熱心な親は、勉強もさせるが、一方で体力づくりや食育にも熱心だ。しかし子どもに無関心な親は、子どもがゲーム漬けだろうとスナック菓子を食べすぎだろうと、どうでもいい。さらにひどい親になると、レトルトカレーを温めないでそのまま食べたりしているという。このような環境に育てば、食に関する知識も興味もなくなって当然だ。

したがって、育ち盛りの子どもがいるのに、「最近、手作りの料理が食卓に並ばなくなったな」という家庭は要注意である。母親ができないなら、父親が台所に立って料理のイロハを実践してみせる必要があるだろう。

私自身、毎朝必ず家族のために朝食を作っている。もっとも、ごはんと味噌汁、プラス1品程度だが……。それでも、自宅で素材から料理を作るということは、大げさに言えば下流に転落することを防ぐ、あるいは下流から脱出するための「階級闘争」の手段なのである。

実際、冷蔵庫にある材料で手早くおいしいものを作ろうと思ったら、計画性や応用力が必要だ。これは仕事も同じだろう。限られた時間や予算のなかで、ある程度の結果を出さねばならないのだから。

しかし下流の人たちは、この種のちょっとした準備や段取りをするのが苦手だ。

以前、私のところに「下流3人組」のようなアルバイト学生が来ていた。彼らは美大生で、パソコンを使ってデザインをするからCD-ROMを大量に使う。 私なら残り2~3枚になったところで20枚パックを買い足すけれど、彼らは最後の1枚がなくなるまで、補充するという発想がない。結局、夜中にドン・キホーテまでタクシーを飛ばすようなことをしているのだ。つまり、目的合理的に「こうなったら、ああなる」と予測して行動することができないのである。

下流が太る原因のもうひとつは、知識の欠如だ。

たとえば食品パッケージの裏に印刷してある成分表やカロリー表示を読んだことのある人は少ないのではないか。たとえ下流といえども、「こういうものは体に悪い」という認識があれば、食べるのを控えるかもしれない。しかしそれを阻むのがテレビだ。彼らは民放テレビをよく見ているが、テレビ局にとって食品会社は大事なスポンサーのひとつだから、あまり都合の悪い情報は流さない。その代わり、食欲を刺激するようなコマーシャルを四六時ちゅう流している。

自分の贅肉も削減できないヤツ

実は下流の特徴はもうひとつあって、それは「欲望をコントロールする力が弱い」ということだ。彼らは「いま、すべきこと」よりも、「いま、自分がやりたいこと」を優先させてしまう。だからこそ太るし、だからこそ所得が低いのだが、それが本当に心からの欲望なのかといえば、決してそうではない。

彼らは企業の販売戦略に踊らされているだけだともいえる。いまは24時間、そこかしこで食べ物を売っているし、どこを向いても広告が目に入る。よほど意思を強く持たなければ、易きに流れてしまう。こんな世の中では、いつ肥満への坂道を転げ落ちてもおかしくない。

しかもいまや太っていることで、能力や人格まで、実際より低く見られることすらあるのだ。

もともとアメリカでは「太っている人は自分の体も管理できない人。ゆえにデブは管理職失格」という見方があった。日本でも、厚労省がメタボ対策を打ち出したこともあり、これからはますます「おデブ=ダメ人間」のような判断をされることが一般的になるに違いない。となれば腹にでっぷり脂肪のついた部長が「ムダを削減しよう」と言ったところで、説得力がない。「自分の贅肉も削減できないヤツが、何を言ってる」となる。すでに政治家への評価は政策云々よりも、見た目が重視されるようになってきている。

もし小泉純一郎があんなにスリムでなかったら、どんなに改革を訴えたところで、「その前におまえの体を改革しろよ」と言われるのがオチだったかもしれない。元トリンプの吉越浩一郎氏やワタミの渡邉美樹氏がリーダーシップを発揮できるのも、スマートな体形によるところが少なくないのではないか。

こんなにも見た目が個人の評価に直結する社会になったのは、いったいなぜか。私はその一因が、女性の社会進出にあるのではないかと睨んでいる。

かつて男は仕事さえできればそれでよかった。しかし女性は、もともと美しくあることが要求されていた。したがっていま社会で活躍中の女性は、外見にも気を使い、なおかつ仕事もがんばるのが当たり前だ。この価値観が、男性にも応用されつつあるのではないか。だからというわけではないが、このたび私も3キログラムの減量に挑戦し、成功した。やはり太ってしまったら、即ダイエットをするに越したことはない時代なのである。

ハンバーガーセットを頬張り、空腹をしのぐ片岡さん。通りがかりの人が自然と避けていく。

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ハンバーガーセットを頬張り、空腹をしのぐ片岡さん。通りがかりの人が自然と避けていく。

片岡守さん(仮名)、53歳、独身。5年前友人と設立した会社が行き詰まり、消費者金融から生活費を借りたのが下流転落のきっかけ。平日は小さな広告代理店の正社員として働きつつ、土日は近所のスーパーでアルバイトの日々。

「太っている下流はまだ甘い。極貧が加わると、だんだん痩せてくる。85kgあった体重が、食糧不足で10kg減った。最後は、米さえあれば何とかなる」。バイトまでしているなら借金も返せるはずでは?と尋ねると、「沖縄の子持ちの彼女に毎月13万円送金している」とか。

「月末になると電気、ガス、携帯が止まるけど、水道は止められたことはない」と語る表情はなぜか得意げ。困窮生活に適応しすぎて、そこから脱出する意欲を失い、楽しんでいるようにさえ見える片岡さん。やっぱり下流脱出は永久に不可能か。

『金持ちが恰幅が良い』とはもはや死語となってしまったようです。一昔前は『食べること=生きること』と直結していましたが、近代社会ではまったく変わったようです。

もと百貫デブの私からの意見ですが、痩せたことによって下流から抜け出せたのだろうと思います。あのころは、やはり動くのは億劫でしたし、生産性から考えると現在の1/3もなかったのではないでしょうか?

Shinichiro SHISHIDO
店舗の売上応援団長

株式会社ゼンショー(すき家)に新卒二期生、すき家がまだ8店舗しかない時に入社。

店長、エリアマネジャー、ブロック長、スーパーバイザーを歴任。

退職後1994年に有限会社リトルライオンを設立した。

現在まで2000店舗以上の経営サポートを行い。同時に20,000人以上の店舗従業員の教育を行っている。

高速道路のSA,PAの店舗、鉄道会社の飲食店舗、道の駅、公的機関の店舗、大手チェーンから月商10万円程度の経営サポートまで行っている。

これから生き残る店舗づくりのサポートしている。

経営意匠の勉強会+実践の場としてリトルライオンが主催する「明日の店舗経営研究会(アスケン)を主催する。

興味のある方は繋がって頂ければ幸いです。

明日の店舗経営研究会(アスケン)
http://as.little-lion.com

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最近は2014年から始めたロードバイク(自転車)にはまってます。。。笑

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