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ワーキングプア どこまで知っていますか?もしかしたら明日はあなたも貧困の仲間入りかも知れないのです。

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160203-11

ワーキングプアって言葉は聞いたことがあると思います。『貧困女子』『若年貧困』『生活保護』『ホームレス』『ネットカフェ難民』『日雇い派遣』『ニート』『パラサイト』。。。

何となく知っているワーキングプアのことを整理してみましょう。もしかしたらあなたにも突然襲ってくることかもしれません。

ワーキングプアの実態

ワーキングプアの例をいくつかあげます。

まずは子供2人の母子家庭です。

小学生2人の子供を抱える母親は昼と夜の仕事を行い、月給18万を稼いでいます。

それから家賃5万円、子供の学費などを引くと食費として2万円だけねん出できるようです。

親子3人が月2万円で食べていくのは過酷なように思います。

1日660円です。さらに追い打ちをかけたのが2008年から児童扶養手当制度が変わったことです。

母子家庭には児童扶養手当として月に4万円国から支給されていましたが、それが減額になりました。最大で半分に削られています。

お母さんは経済的にも体力的にも、ぎりぎりのところで頑張っていますが、それも限界に迫るところまで来ています。

若い女性のワーキングプアを紹介します。この方は、将来ゲーム会社に勤めることを夢に見て、専門学校に通う予定でした。

しかし、入学前に父がうつ病になり、専門学校の学費がねん出できなくなりました。

そのため仕方なく、働く道を選び、病院の臨時職員として入院食を作る仕事を始めました。採用当初は臨時職員でしたが、その事業が民間委託されて、パートになりました。

月の手取りも減り、ボーナスもなくなりました。それで少しでも給料を上げようと、半年かけて調理師の資格を取得しました。

しかし、上がった時給は10円で、もちろん手取りもそれほど多くは増えませんでした。頑張っても頑張っても、毎日の生活のやりくりでいっぱいで、現状をよくすることは難しい状況となっています。

3例目は、高齢者のワーキングプアをご紹介します。こちらの方は、70歳を超えますが無年金者になります。

仕事をしていた当時は、年金保険料を支払うだけの余裕がなかったようです。そのために現在は空き缶を集めて、一缶2円、月に50,000円程度の収入にしています。

しかし、空き缶拾いの競争率は激しくなってきており、収入も減ってきているようです。

また年々体も衰えて、将来への不安も隠せないようです。

ワーキングプアの年収

一般的にワーキングプアの年収は、200万円以下といわれています。

月の手取り額は、約15万円になります。日本国内には、200万円以下の人が約1069万人いるといわれています。

男性労働者の中に占める200万円以下の割合は約10%で、女性は約40%といわれています。

またワーキングプアの人のほとんどが、昇給はなく、あっても10円程度のようです。ボーナスもないケースがほとんどのようです。

ワーキングプアを産業別で見てみると、サービス業が最も高い割合となっています。

アメリカでもサービス業従事者の約13%が貧困層に入っていました。

低賃金サービス業の例には、ファーストフード店員やホームヘルパー・介護補助員、小規模小売店などが挙げられます。

ほかには、製造業に携わる人も低賃金でワーキングプアに属する人がいるようです。期間雇用であったり、低賃金が原因となっています。

そんなワーキングプアの方たちの1日の食費は約770円となっています。自炊の割合が高く約70%、次いでスーパーやコンビニとなっています。

節約している点は、レジャーが55%で、医療費も約20%の人が節約対象になっていました。他には女性の方ですと、化粧品や衣類も節約傾向にあります。

ちなみに企業が労働者に支払った給与の総額は、1997年221兆円でしたが2007年には201兆円にまで減少しています。

企業のグローバル化が進み、製造業などは中国などへ工場を移管したことも日本の労働環境においては大きな影響といえます。

単調な仕事は、安い労働資源の国へ移行し、国内に残る仕事は高い技術力の仕事になっていきます。そのため、国内の仕事量は減っていきます。

労働者は余っていき、労働市場の需要と供給のバランスが崩れていきます。そして、安い賃金で働かざるを得ない状況となってしまいます。

日本は長い間デフレ経済といわれていますが、労働者にとっては悪い経済状態といえます。

ワーキングプアに該当する方は、これからも増えていくと予想されています。

ワーキングプアと生活保護受給者

ワーキングプアの方からみれば、生活受給者の生活が羨ましく思えるケースもあると思います。

各自治体によって生活保護受給額は異なると思いますが、東京の例では月に約14万円受給できるようです。

毎日一生懸命働いてるワーキングプアの人の月給が15万円程度ですから、生活保護受給者とあまり変わりませんね。

また生活保護受給者は、医療費用とNHK受信料が無料となっていますから、ワーキングプアの方が貧しい生活を強いられています。

少ない給料の割に、不安定な仕事を続けているワーキングプアの方の中には、「それならば私も生活保護を申請して、のんびり暮らしたい」とお思いになる方もいらっしゃると思います。当然の気持ちだと思います。

しかし、そうはいきません。日本国民には「労働の義務」が与えられています。心身ともに健康である方は、生活保護の申請に行っても門前払いになってしまいます。

生活保護は、あくまで働きたくても働けない人が対象となっている制度です。ワーキングプアの人にとっては、「生きるも地獄、死ぬも地獄」といったところでしょうか。

中には、働けるのに生活保護を不正受給されている方もいるかもしれませんが、不正がばれた時点で厳しく罰せられるでしょう。

受給していたお金は返納しないといけないでしょうし、生活保護でなまった体と頭はなかなか勤労モードにはならないように思います。

最近では国会の審議事項で、生活保護費用の引き下げも討論されていますし、平成28年1月から始まるマイナンバー制度によって今まで以上に不正受給が明るみになってくると思います。

また生活保護受給者は、車や土地などを保有することはできません。ワーキングプアの家族に援助能力があれば、生活保護より家族の援助が優先されます。

そのため場合によっては、家族にも迷惑がかかるケースがあります。

妬ましく思っても仕方ありませんので、ワーキングプアの現状を前向きにとらえるしかなさそうです。

ネットカフェ難民について

ネットカフェ難民とは、主に経済的な理由で特定の住宅に住むことが出来ずインターネットカフェで寝泊りする人たちのことである。

略してネフェ難民。ネットカフェは安ければ一晩1000円で宿泊することができ、カプセルホテルよりもより安価である。

住所不定な彼らは広義でいうホームレスである。定収入や定職を持たない者が多く、日雇いの派遣労働でその日暮らしをしていることが多い。

一度そうなってしまえば定職を見つけることは非常に難しく、ネカフェ難民の生活から抜け出せなくなってしまう。

厚生労働省が2007年に行った調査では、当初の予想を裏切り若年層だけに限らず中高年までがネカフェ難民化していることが明らかになった。男女比は6:4であった。

特定の世代や性別に限らず、その層はかなり厚いことが発覚した。

中には定収入のある正社員であるにも関わらずネット難民としての生き方を選ぶものもおり、その動機は複雑化の一途を辿っている。

類義語として「マック難民」がある。一番安価な商品価格が100円で、24時間営業のマクドナルドに寝泊りする者たちを指す。

しかし中にはたまたま終電を逃した学生がその日だけ夜を明かしていることも多いため、調査に正確さが求められている。

日雇い派遣について

一日限りの派遣雇用契約を結ぶ労働者を指す。別名ワンコールワーカー。メールや電話を通して派遣元から仕事内容について指示され、直接派遣先の現場に出向くことが多い。

これらは「登録型」と呼ばれ、一度派遣元の会社に出向き派遣登録を行ったのち、携帯電話に来る仕事の案件を取捨選択して、登録者が好きな時に働けるというシステムになっている。

その仕組みから学生を中心とする若者には人気があり、経済難の時に一日だけ働くという者も少なくない。

しかし、そのように他に生活基盤があるものばかりでは決してなく、収入のすべてを日雇い派遣に頼っている者は非常に厳しい労働環境に置かれている。

時期によっては仕事が少ない時があり、収入の安定が計れない。職業経験が身につかないため日雇い派遣からの脱却は難しく、定住できずにネットカフェ難民となるものもいる。

低収入のその日暮しなため、国民年金や国民健康保険に加入していない者が多く、将来への不安を募らせている。

ワーキングプアとホームレス

ワーキングプアとは、フルタイムで働いているにも関わらず低収入から脱却出来ず、生活に貧している者を指す。生活保護の水準以下の収入であることが目安とされている。

国によって尺度は異なる。日本では長引いた不況で職を失った中高年層や、非正規労働をせざるを得ない若年層において増加しており社会問題になっている。

保証のない低収入が続くと、何か些細なきっかけで家を失ってしまうこともあり、そのままホームレスになってしまうことも往々にしてある。

従来のように路上で生活していく者もいれば、近年増加してきたネットカフェ難民になるものも多い。

このようにワーキングプアとホームレスには密接な関係があり、ホームレス問題の解消のためには雇用問題の早期解決が必要とされている。

また、男性は失業し家を失っても「労働が可能」と判断され生活保護を受けることが出来ないが、女性は婦人保護センター、子どもは児童福祉施設など駆け込み先が整っている。

このような待遇の差が、男性のホームレスの多さや自殺率の高さにつながっている。

高学歴ワーキングプア

昨今、「高学歴ワーキングプア」という人たちが増えているのをご存知でしょうか。

高学歴なのに就職先がないなどということがあるのでしょうか?

原因はいくつかありますが、最有力だと言われているのが「マーケティングができない人が多い」ということと、「勉強だけをしてきたせいで、社会経験を積む機会を失ってしまった人が多い」ということが挙げられます。

前者は、学校の勉強を上手にこなす過程で「自分を売る」ことに長けた人材になれなかったという人が多くいます。

受動的なものをこなしていれば学校時代は良い成績が取れた。要領良く勉強をすれば良い大学に入ることが出来た。

さて、卒業する段階になり、就職活動が待っているわけですが、自分をマーケティングリサーチし、どのように売れば自分を買ってもらえるかという「能動的」なことをして来なかった人は、就職活動の場でも自分のメリット・デメリットを語ることが出来ずにいるのです。

それは後者に繋がってくるのですが、皆が社会経験を積んでいる間、勉強のみをしてきたので勉強以外の経験をして来なかった人が高学歴には多くいます。

そういう人は勉強だけで入れる企業を目指しますが、そこでもふるいにかけられ、落ちてしまう人は中小企業に行こうという発想が出ません。プライドが高くなっているからです。

高学歴でありながらワーキングプアになっている人は、プライドの高さと社会経験の無さ、自分をマーケティングする能力が低いためになっていると考えられます。

非正規雇用とは

非正規雇用とは、平たく言えば正社員以外の仕事をしている人を指します。これはアルバイト、パート、派遣社員、期間雇用といった人たちのことです。現在の日本ではおよそ1,900万人の人が非正規雇用で働いていると言われています。日本全体で働いている労働者は約5,200万人で、そのうちの1,900万人ですから、半数近くが非正規雇用で労働しているのです。

非正規雇用の特徴としては、生涯賃金を正社員と比べたとき、約2億円近い格差が生まれるということ。しかも雇用される期間が短いために、最長でも3年以内には雇用契約を切られてしまうため、不安定な生活をずっと強いられるということがあります。

最初はアルバイトで働いていた人が、その後に契約社員へ雇用形態を変更してもらったまでは良かったのですが、会社が請け負っている仕事がなくなったため、契約社員になって半年後には雇用契約を打ち切られてしまいました。

このように、非正規雇用で働くということは、キャリアアップの機会にほとんど恵まれず、また、ひとつの職場で働いていても、いつ雇用契約を切られるかわからない状況で働かなくてはならないという負の連鎖が発生するのです。

ワーキングプアの人口

ワーキングプアとは、労働していても生活が苦しい人のことを指します。現代日本では非正規雇用と絡めて論じられることがほとんどですが、このワーキングプアの人口は現在、1,069万人となっており、その数はもはや無視できないところまで来ているのが現状です。また、ワーキングプアの人たちのほとんどが年収200万円以下という状況で、日本は今、富裕層か貧困層かという二極化に分かれていると言っても良い現状です。

しかし、単純にいくら以下ならワーキングプアということは言えません。例えば、今まで年収400万円で生活してきた家庭があるとします。もちろん生活設計はその金額を睨んだものになりますし、それ相応の生活をしようとします。

ところが夫の会社が不景気だからという理由で、夫が契約社員や期間雇用に職場での立場を変えられたとしましょう。そして年収が250万円になってしまったらどうでしょうか。

それまでの生活設計はもちろん見なおさなくてはなりませんし、年収400万円では楽に買えた高い車を手放して安い車に変える必要が出てくるかもしれません。

そうなると、年収は200万円を超えていますが、精神的ワーキングプアとも言うべき状況が出来上がってくるのです。

これは当事者でなければわかりませんので、単純に金額でワーキングプアであるということは言えませんが、少なくとも金額でラインを引くなら「年収200万円以下の人が1,069万人いる」という数字がワーキングプアの一定の基準になるでしょう。

ワーキングプアになっても男性は女性よりも生活保護を受けにくく、また、財源が減少すれば簡単には資格認定はされない日も近いかもしれません。

最近、都内でホームレスの老人の横に付いて空き缶収拾や資源物収拾を習っている20代前半の女性ホームレスを数回見かけました。綺麗な顔立ちの女性が歩くその光景はかなりショックなものでした。

明日はわが身かもしれません。今から自身でワーキングプア対策を進めるべきです。良い時代になりました。稼ごうと思えば稼げるようになったからです。

月々貰うサラリーをやりくりして一生を全うする時代は終わったと思います。

Shinichiro SHISHIDO
店舗の売上応援団長

株式会社ゼンショー(すき家)に新卒二期生、すき家がまだ8店舗しかない時に入社。

店長、エリアマネジャー、ブロック長、スーパーバイザーを歴任。

退職後1994年に有限会社リトルライオンを設立した。

現在まで2000店舗以上の経営サポートを行い。同時に20,000人以上の店舗従業員の教育を行っている。

高速道路のSA,PAの店舗、鉄道会社の飲食店舗、道の駅、公的機関の店舗、大手チェーンから月商10万円程度の経営サポートまで行っている。

これから生き残る店舗づくりのサポートしている。

経営意匠の勉強会+実践の場としてリトルライオンが主催する「明日の店舗経営研究会(アスケン)を主催する。

興味のある方は繋がって頂ければ幸いです。

明日の店舗経営研究会(アスケン)
http://as.little-lion.com

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最近は2014年から始めたロードバイク(自転車)にはまってます。。。笑

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